ゴーストクラブで思ったこと(半分ぐらいシグネットちゃんの話)

回想

 

VRチャットをなんのために始めたか…

それはわたしにもよく分からなくて。

 

何かしたい気持ちとコロナで動けない事、音楽や本、絵、映画、ゲーム、アニメなどサブカルチャー文化が好きな事(ヲタク)、お金のかかならないこと(これは…大嘘)、あわよくばワンチャンある事(?)、こういった事がいろいろ自分の中でたまってた時にツイッターのおともだちがVRC始めてシグネットちゃんになりました!と、いきなり清楚な文化系美少女になって魔法みたいな世界を冒険しだして、かなり気になって自分もひさしぶりにsteam起動してインストールしてみたのです。

 

そこは綺麗な景色もあれば、文化的なイベントやダンスもあるし、バカげたストーカー行為や、違法アバターとか叫んでる外人とかもいて、ああ、めちゃくちゃな自由がそこにあるんだなと。

 

住んでる場所も年齢も性別も関係なく、自分たちがに楽しめるような場所…そして無料!(大嘘)

 

最初はデスクトップで意味不明なアバターで、これみんなが美少女になってあそんでる同じゲーム?と思いながら初心者案内所で教えてもらった後に、秒でゴーグルかってつよいPC買って、シグネットちゃん頑張ってアップロードして。全く見たことない景色や楽しい遊びをしたり、そこからまたおともだちが出来たりして、なんか人生何年分かの衝撃っていうんですかね、それを一気にドカンとくらってるような状況です。

 

そしてこの前、ゴーストクラブってVRチャットのちょっと怖いクラブに行った時なんですが、みんながいるワールドに入れなくて一人で、廃棄されたような建物の中を生きてる配線を頼りに歩いてやっとみつけたクラブで、めちゃくちゃカッコいい、むしろ怖いよりの音楽と記憶の断片の中のシグネットちゃんの多重映像みたいなのが爆音でブラウン管から流れてて、今までのVRチャットでの思い出が一瞬でブワーッと頭に強制フィードバックされてめちゃくちゃ衝撃受けてしまって。

 

雨と霧に包まれた現実よりリアルなコンクリートと過剰なフラッシュライトの中、その場に一人で佇むわたしをシグネットちゃんという光が包んでいて、思わず何か理解を越えたようなモノの存在を感じられずにはいられなかったのでした…

 

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